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浜だより 2009/10月「新感覚」
2009年10月8日木曜日
こんにちは、浜井(イン・マンハッタン)です。一家は今月も元気に過ごしています。双子の息子たちは、ぐんぐん成長し、出生時と比べて2ヶ月で3倍の重さになりました。この急成長を目前にすると、1年前にはこの宇宙に存在すらしなかったわけですし、君たち、ヒト科なのか。。と思ってしまいます。■新感覚私は、たくさん夢を設定しすぎるところがあって、いつかは、、、 海外で生活したい。 自分の会社を持ちたい。 雑誌に載る建築家になりたい。 などなど などなど などなど。。欲深いといえば、欲深く、煩悩が多いわけですが、それらは行動の大きな原動力となっています。子供については、漠然と「子供は欲しい」と思っていた程度で、この煩悩ランキングには位置づけられていませんでした。「できなければできないで、仕方がない」という程度です。が、生まれてみると、この満足感。なんでしょう??ヒトとして新感覚です。これは、会社を持ちたい。雑誌に載れれば。。いといった欲よりずっと根源的で、生物レベルの必要性から「子孫を残す」目的で、どんな生物にもDNA
に組み込まれている、とっておきシリーズの感覚なのではと思います。街を歩けば、みなさん祝福してくれます。 道ゆくおばさんも、「あなた、これはね、世界で最も美しいものよ。おめでとう。」 道路工事のおじさんも「おめでとう。双子?男の子か。やったな。おめでとう!」 若い女の子も、「オーマイガッ、小さい~!キュートね~!」ちょっとしたヒーローです。将来、私がどんなに大きな成功を収めようとも、街を歩いていてこれほどまでに祝福されることはないはずです。子供は、伏兵でした。。私の人生設計の方針として、漠然とでも多くの夢を設定し、それらを実現させつつ(少なくともそれに近づきつつ)、小さな達成感を味わいながら、前進し、成長し、、、最終的には、世界のどこか気に入った街で静かに老後を迎えられれば、と思っていたのですが、子供が生まれ、、すでにもう人生の達成感があります。「やることやったな」というような。「もう頑張らなくて、いいか。。」というような。そんな満足感です。
hamai